ふつうのおたくの日記

漫画と『ブルーアーカイブ』のことを中心に、ゆるゆると書きます。

理由の哲学

 理由の哲学をなぜか勉強しようと思い、SEPのReasons for Action: Justification, Motivation, Explanationの項目を1人で訳していたことがある。当時はなぜそんなことをやっていたのかよく分からないが、今は何となく分かる。わたしは知識を増やしたかったのだ。

 わたしが今やっていることは、概ね、なぜ理由が成立するのか?という、理由の外部からの理由へのアプローチである。そして加藤尚武が指摘するように、メタ○○学というとき、○○から離れた「メタ」は無意味だろう。だから相場感を知るために、わたしは理由の哲学を勉強しているのだと思う。

 ざっとみた感じ、述語はまだまだ整備中、という印象を受ける。今のところ理由の哲学の日本の最先端は池田さんのこれだと思うが、これにしても基本的な述語をどう検討するかという問題に取り組んでいるように思う。(もちろん、だから駄目、ということではなく。むしろ非常に哲学的でよいと感じる。)

 わたしの何も考えていない適当な話になるが、問題はアスペクトではないだろうか。つまりダンシーよろしく、理由の問題とは物事をどう見るかという問題であり、実際にあるかどうか、ではない(それを問わなければならないということはない)。問題は見方の違いであり、カント的な二元論である、という。

 まあまあ、ゆっくりやろう。